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祝!全国大会優勝!今井柊介くん

今井柊介くんが千葉県で行われた「全国中学校水泳競技大会:1500㍍自由形」で優勝しました!おめでとうございます!

 今井柊介くんは、水泳コーチをしていた両親の勧めで4歳からスクールに通い始め、小学2年生で選手コースに。高学年の頃には同年代のライバルと競い合いながら成長してきました。しかし、中学1年生の大会では厚い壁に阻まれ、惜しくも全国大会への切符を逃しました。
 今井柊介くんにとって大きく成長する転機となったのがその直後の冬に参加した北関東選抜の合宿です。敗北の悔しさをバネに5泊6日の練習で体力の限界まで泳ぎ、疲れたときにフォームが崩れる癖を修正。レース後半もタイムを落とさず泳ぎ切れるようになり、長距離のレースが得意種目に。その後も順調にタイムを縮め、今年6月の県大会では1500㍍と400㍍の自由形で優勝し、2冠を達成しました。8月17日から19日まで行われた全国大会。1500㍍自由形の予選は1位と0・23秒差で2位通過でしたが、「リラックスして自分の実力を出し切ろう」と焦りはありません。迎えた決勝。終盤まではリードを許す展開でしたが、ペースを乱すことなく泳ぎ、持ちまえのスタミナを生かしてラストスパートで大逆転。「最後の50㍍は無我夢中で泳いでいました」と、2位に1秒差をつけてみごと全国の頂点に立ち、中学生最後の夏に有終の美を飾りました。
 次の目標はインターハイで優勝すること。そしてオリンピック出場。「これからも自分の泳ぎを磨き、いつか世界の人たちと競ってみたいです」と熱く話す今井くん。その瞳には、世界の舞台で戦う自分の姿が映っています。

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